こと座

こと座(琴座、Lyra)は、ギリシャ神話では、発明の神ヘルメースが竪琴を発明し、音楽の神アポロンが名手オルフェウスに贈ったものだと言われている。オルフェウスは妻をヘビに噛まれたことで亡くしてしまい、ひどく悲しみ冥界へ妻を取り戻しに行く。冥神ハーデースの前で琴を弾いて聴かせるとそれを気に入り、途中決して振り返ってはならないという条件をつけて許可を出した。しかし、あと一歩の所でオルフェウスは振り返ってしまい、妻は冥界に連れ戻され、ショックのあまり川で自殺したとされている。その時、琴は川に残り、気の毒に思ったアポロンが天上に上げたという説と、ゼウスが拾って星座にしたという説がある。学名はLyra、略符はLyr、英名はthe Lyre、面積598平方度で、夏に見ることができる。わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブと共に「夏の大三角形」の1つとされているベガを目印に琴の形を探すのだが、なかなか琴の形に結び付けるには難しいと思われる。